ADHDと「やる気スイッチ」
やる気が出ないのは怠けじゃない!
仕組みとやる気を引き出す4つの工夫
1. そもそも「やる気」ってどうやって生まれるの?
やる気は、脳の中で信号(ドーパミンなど)がうまく働くと生まれます。
この信号が流れると「面白そう」「やってみよう」という気持ちになります。
ADHDの人は、この信号が出にくかったり、出方がバラバラになりやすいと言われています。
そのため、やらなきゃいけないと分かっていても、脳が「今すぐやろう!」というモードになりにくいのです。
2. 「やる気が出ない」のは怠けじゃない
ADHDの人がやる気を出すのに時間がかかるのは、性格の問題ではなく、脳の特性によるものです。
たとえば車のエンジンがかかりにくいとき、車そのものが悪いわけではなく、エンジンの仕組みや燃料が関係しますよね。
それと同じで、「やる気がない人」ではなく「やる気スイッチが入りにくい脳のタイプ」ということです。
3. やる気を引き出す工夫(対処法)
① スモールステップに分ける
いきなり大きなことをしようとすると脳が動きません。
「机に向かう」「道具を出す」など、小さな行動に分けると始めやすくなります。
② 興味やごほうびをセットにする
退屈な作業でも、「終わったら好きな動画を見る」など楽しみを組み合わせると、脳のやる気信号が出やすくなります。
③ 時間を短く区切る
30分続けるより「5分だけやる」と決めるとハードルが下がります。
キッチンタイマーやスマホのアラームが便利です。
④ 周りのサポートを使う
家族や支援員と「今からやるよ」と約束するだけでも効果があります。
人との関わりはやる気を引き出すスイッチになることがあります。
4. 保護者・周囲の方へのポイント
・「やる気が出ない=怠け」と決めつけない
・小さな行動でも始められたら褒める
・責めるより「どうしたら始めやすい?」と一緒に考える
まとめ
ADHDの「やる気が出ない」は、努力不足や怠け心ではなく、脳の仕組みによる特性です。
始めるまでに時間がかかるのは自然なことで、少しの工夫や周囲のサポートで改善することがあります。
小さな一歩でも、それは確実に前進です。
焦らず、できたことを一緒に喜びながら進んでいきましょう。
また、就労移行支援を利用することで、
・個別に合った作業ペースや環境づくり
・ADHD特性に合わせたタスク管理や面接練習
・日々の声かけやスケジュールサポート
など、家や一人では難しい「やる気を引き出す仕組み」が整えられます。
スタッフと一緒に、安心して働く準備を進められることは大きなメリットになります!
◎新潟市中央区の就労移行支援事業所なら真友キャリアスクール!|障がいを抱える方の就職支援


